スキューバダイビング始め方完全ガイド!準備からファンダイビングデビューまでのやり方を解説

「スキューバダイビングって楽しそうだな、でもどうやって始めたらいいのかわからない。」と思っていませんか?

  • どうやって始めるの?
  • ライセンスって取らないといけないの?
  • お金ってどれぐらいかかるんだろう?
  • 泳ぎが苦手でも大丈夫?
  • 自分に向いているのだろうか?

このような疑問から、スキューバダイビングはハードルが高そうと感じている人も多いでしょう。

スキューバダイビング歴8年の私も、始めたばかりの頃はダイビングとは大変なものと考えていました。

ですが実際にはお金はかかるものの、始めるハードルはそれほど高くなく、始めてみたらスキューバダイビングの魅力にどはまり。

正しい手順を追って始めれば、あなたもスキューバダイビングの魅力にどっぷりハマってしまうでしょう。

少しでも安心してスキューバダイビングを始められるように、スキューバダイビングの始め方を1から解説していきます。

こんな人にオススメ!!
  • スキューバダイビングには興味があるけど、始め方がわからない
  • スキューバダイビングを始めるために必要な知識を知りたい
  • 安全にスキューバダイビングを始める方法が知りたい
目次

スキューバダイビングを始める前に

スキューバダイビングを始める前に

スキューバダイビングを始める前に、まずは今始めるべきなのかどうかを確認しておく必要があります。

始める前に何を確認しておくべきかを見ていきましょう。

健康状態をチェックしよう

ダイビングを始めるためには、健康状態は非常に大切です。

  • 呼吸器系の病気
  • 循環器系の病気
  • 耳の病気
  • 精神疾患
  • 妊娠中

このような状態に当てはまる方はダイビングをするのは控えた方がいいでしょう。

ダイビングでは呼吸で浮力を調節したり、水圧の影響を受けたり、身体に様々な負担がかかります

また、海中での環境に不安になって精神的に不安定になるようなことも考えられます。

ベテランのダイバーであっても、海中での視界が悪かったり洞窟などの閉鎖的な空間に入るとパニックで判断ができなくなることがあるほどです。

スキューバダイビングを行う際には海に潜る前に必ず健康状態のチェックリストを記入をします。

チェックリストは以下の書式をご確認ください。

PADI病歴/診断書

もし自分がチェックリストのどれかに当てはまる場合は、始める前に慎重に検討してみましょう。

お金がかかることを理解しよう

ダイビングを始めるためにはお金は必ずかかります。

何にお金がかかるのかというと、

  • ライセンス取得費用:約4〜7万円
  • ツアー代(交通費・宿泊費・食費等含む):最低4〜5万円以上(場所等にもよる)
  • 器材一式:20万円以上
  • 器材等の維持費(メンテナンス):約1〜2万円

ざっくりとこのようなものです。

よく、ダイビングショップの方が「今ならお得にライセンスが取得できますよ」とセールスをしていることがあります。

私がダイビングを始めたきっかけも道端での勧誘でした。

でも実際にライセンスは割引価格で取得できても、その後もダイビングを続けるためには上記の費用は必須でかかります。

なっち

私はダイビングデビューしてすぐのライセンス代・器材代・数回のツアー代だけで100万円を超えています。器材代だけでも50万円以上です。

ダイビングに1度ハマってしまうと、「また潜りに行きたい」「自分の器材が欲しい」という気持ちになるでしょう。

勧誘の言葉に魅力を感じてしまうこともありますが、ダイビングを始めるにはショップ選びをはじめとした、始め方も大事です。

始める前に、ご自身の懐具合やどこのショップが安心してできるかをチェックしておきましょう。

スキューバダイビングのデビュー方法は2つ。オススメはライセンス取得

スキューバダイビングのデビュー方法は2つ。オススメはライセンス取得

スキューバダイビングを始めるには、2つの方法があります。

1つは「体験ダイビング」、もう一つは「ライセンスを取得する」方法です。

体験ダイビング

体験ダイビングでは

  • 旅行先での楽しみに
  • ダイビングを本格的に始める前のお試しとして

を目的に行う人が多いです。

体験ダイビングでできることや、メリット・デメリットを以下にまとめます。

体験ダイビングでできること

  • 1ダイブあたりの潜水時間:20〜30分
  • 潜れる深さ:安全を考慮し通常は約5m
  • 価格相場(1ダイブ価格):【ビーチ】10,000円程度、【ボート】15,000円程度

体験ダイビングのメリット

  • 手軽にダイビングを体験できる
  • ライセンスを持っていなくても潜ることができる
  • 観光のついでに体験できる
  • インストラクターの補助があり初心者向けの場所で安全に体験できる

体験ダイビングのデメリット

  • いきなり海でダイビングデビューなので、恐怖を感じる場合がある
  • 浅い場所でしか潜れない(水深約5m)
  • 決められたスポットにしか行けない

体験ダイビングは、お手軽にダイビングを行うことができます。

ライセンス取得を迷っていて、まずは体験してみたいという方にオススメです!

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体験ダイビングでは決められた限定された場所でしか潜りません。マンタが見たい、サンゴが見たいなどの目的がある方はライセンス取得がオススメです。

ライセンス取得

「ダイビングをやりたい!」とやる気満々な方はライセンスを取得するのがおすすめです。

ライセンスの取得手順については、後ほど説明します。

ライセンスを取得するとできることやメリットと注意点は以下の内容です。

ライセンス取得でできること

  • 潜れる本数:1〜3本、自分で決められる
  • 1ダイブあたりの潜水時間:1時間未満(潜る深さとエアの消費次第
  • 潜れる深さ:最大水深18m(オープンウォーターダイバーの場合)
  • ライセンス取得費用:4〜7万円

ライセンス取得のメリット

  • 学科講習・プール講習でダイビングの基本を学べるので、海デビュー時の恐怖心が少ない
  • ライセンスを取得すると体験ダイビングよりも長く深く潜れる
  • ライセンス取得後は、様々なポイントで潜れる

ライセンス取得後の注意点

  • ライセンス取得後、慣れるまでは継続したほうが良い
  • 安全に潜るためには、上級ライセンス取得のためにスキルアップしたほうが良い
  • 自身の器材を持ちたくなり、お金がかかる

ダイビングの基礎から学ぶことで、体験ダイビングに比べ海デビュー時のスキルにも差が出ますし、安心して潜れるのがライセンス取得のメリットだと感じています。

体験ダイビングももちろん楽しめますが、そこで魅力を感じた人はもっと海を知りたいと思うようになる方もいるでしょう。

体験ダイビングではその範囲内での動きしかできませんが、ライセンスを取得するとダイビングのスキルを磨いて更なる海の魅力を追求できるのも素敵です。

一度ライセンスを取得してしまえばその後はどこでも潜ることができるので、安全面海の楽しみ方など総合的に見ても私はライセンス取得をおすすめします。

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最低限必要な器材を揃えよう。レンタルも可

最低限必要な器材を揃えよう。レンタルも可

スキューバダイビングを行うためには、海に潜るための装備(器材)が必要です。

実際に器材はどのようなものを揃える必要があるのか、器材の名前や用途をお伝えしていきます。

ダイビングの持ち物について知りたい方はこちらの記事でご紹介しています。

スキューバダイビングに最低限必要なもの「重器材」「軽器材」

スキューバダイビングに必要な器材は、大きく分けて「重器材」「軽器材」と呼ばれるものがあります。

重器材と軽器材にはそれぞれこのようなものがあります。

重器材

  • BCD
  • レギュレーター
  • オクトパス
  • ゲージ(残圧計・コンパス)

軽器材

  • スーツ(ウェットスーツ・ドライスーツ)
  • ダイビングマスク・スノーケル
  • ブーツ
  • グローブ
  • フィン
ダイビング器材

重器材

重器材はダイビングにはなくてはならない重要な器材のことです。重器材は海中での呼吸や浮力の調整に必要なものになります。

軽器材に比べて重量もあり、重さ・重要の意味合いから重器材と呼ばれているようです。

BCD(BC)浮力調整装置のこと。空気を入れたり抜いたりすることで浮力を調節するもの。
レギュレーター水中で呼吸をするための装置
オクトパスレギュレーターの予備で、エア切れになった相手に与えて呼吸を助ける装置。
残圧計タンク内の空気の残量を知るための装置。
コンパス海中で迷子にならないように、方角を示す方位磁石のこと。
エアタンク(シリンダー)圧縮された空気が入っているタンクのこと(現地のダイビングサービスで借りるもの)

スーツ

スキューバダイビングのスーツは「ウェットスーツ」「ドライスーツ」というものがあります。

夏は「ウェットスーツ」、冬は「ドライスーツ」など季節によって使い分けたりもしますが、機能性も大きく異なります。

ウェットスーツは水着の上から着用するのに対し、ドライスーツは服を着たままでも着用できスーツ内にエアを送り込むことができる特殊な構造が特徴です。

マスク・スノーケル

スキューバダイビングで使用するマスクは、水中メガネのことを言います。水中で視界を確保するためには必ず必要なものです。

マスクのレンズは度ありのものと度なしのものを、付け替えることが可能な商品もあります。

スノーケルは海中に潜っている最中は使用しません。

エントリー(入水する時)やエキジット(水面へ上がる時)で水面を移動する際に呼吸を確保するために使用します。

ブーツ

ウェットスーツの使用時にはブーツも使用します。裸足で履けるタイプのフィンもありますが、基本的にはブーツの上からフィンを装着する仕様になっています。

ビーチを歩く際にも岩でゴツゴツしている場所があったり、危険な生き物がいたりするので、安全のためにもブーツは必要です。

フィン

海中で前進するためには、足にフィン(足ひれ)というものを装着する必要があります。

何もつけないで足を動かしても水を捕らえることができず、ジタバタしてしまうだけです。

フィンには裸足で履けるタイプとブーツの上に履くストラップで固定するタイプがありますが、初心者の方はストラップタイプのものにしましょう。

ダイビングを継続するなら持っておくと良いもの

体験ダイビングやライセンス取得だけではなく、その後もダイビングを継続したい方は、このようなものも持っておくと良いです。

  • ダイブコンピューター
  • 水中カメラ・ハウジング
  • 水中ライト

それぞれ詳しく説明していきます。

ダイブコンピューター

ダイブコンピューターは略して「ダイコン」と呼ばれています。体験ダイビングや講習の際には防水時計などで代用したりレンタルすれば問題はありません。

ダイビングコンピューターは一見腕時計のようにも見えますが、水深・潜水時間などを記録したり、浮上速度が早い場合に警告をしてくれる機能があります。

浮上速度:海中から水面に安全に浮上するための速度が決められています。

なっち

ゆっくり浮上するのが安全だよ〜!

ダイビングを継続するのであれば、安全に潜るかつ振り返りのためにも自身のダイコンは持っていた方がいいでしょう。

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水中カメラ・ハウジング

スキューバダイビングを始めたら、海中の世界を写真に収めたくなるでしょう。きっとレンタルのカメラでは物足りなくなるはず!

ダイビングで写真を撮るには水中カメラが必要ですが、水圧に耐えるためにはハウジングという専用の防水プロテクターが必要です。

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水中ライト

水中ライトは、水深が深い場所や洞窟などの暗い所で潜る際やナイトダイビングの時に使用します。小さい生き物の写真を撮る際にも水中ライトがあると便利です。

器材はレンタルすることもできる

これらの器材を全て購入しようと思うと、安いものを買い揃えたとしても少なくとも20万円以上はかかると思った方がいいでしょう。

レンタルでの1回あたりのだいたいの価格帯は

重器材4,000円程度
軽器材2,000円程度
スーツ2,000円程度
ダイブコンピュータ2,000円程度
カメラ・ハウジング2,000円程度
水中ライト1,000円程度

といったところです。

ショップによって異なるのでレンタル希望の方はどれぐらいかかるのかチェックしておきましょう。

長い目で見てダイビングを継続するのであれば、毎回レンタルするよりも自分の器材を持っていた方がいいでしょう。

ダイビングショップで入会と共に購入を勧められる場合もありますが、決して安い買い物ではないのでよく考えて決めましょうね。

ダイビングの際の持ち物について、次の記事でご紹介しています。是非チェックしてみてください。

ライセンスを取得するための講習を受けよう

ライセンスを取得するための講習をうけよう

スキューバダイビングのライセンスは講習を受けて「Cカード」というものを取得する必要があります。

※Cカード:Certification Card の略

ライセンスの種類

ライセンス(Cカード)は、取得する団体によって内容に違いがあります。

ライセンスの取得コースも様々なものがありますが、数ある指導団体で有名な「PADI」の代表的なものをご紹介します。

オープン・ウォーター・ダイバー(OWD)安全にダイビングを楽しむための初心者向けのコース。取得すると最大水深18mまで潜れる
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOW)OWDの次に目指すコース。取得すると、最大水深30mまで潜れる。夜に潜るナイトダイビングなども行える
レスキュー・ダイバーAOWの次に目指すコース。自分以外のダイバーのトラブルに対応できるスキルを身につける
マスター・スクーバー・ダイバーアマチュアで最高峰のランク。ダイビングのスキルを磨き、50本以上の経験を積んだ人が取得できるライセンス。最も安全なレジャー・ダイバー
参考:PADI
なっち

私は別の団体で取得したものですが、AOWのランクに該当します。次はレスキューダイバーを目指すぞ〜!

まず初めに取得するオープンウォーターダイバーのライセンスは、通常4日で取得が可能です。

ライセンス取得までは「学科講習」「プール講習」「海洋講習」というステップで学習し、最後に認定手続きという流れになります。

【Step1】学科講習

安全にダイビングを楽しむために必要な知識について習得します。

  • ダイビング器材の使い方
  • 水中での物の見え方
  • 海の危険生物
  • ダイビングのルール
  • ダイビングで起こるトラブルと対処法
  • ダイビングで身体にかかる負荷
  • 海の環境について(潮の流れ・透明度等)

これ以外にもたくさんの項目がありますが、大体このような内容のテキストを使用し学習していきます。

【Step2】プール講習

プール講習では実際にダイビング器材を使用し、ダイビングの基礎を学びます。

  • ウェットスーツの着用方法
  • ダイビング器材の準備・装着・操作方法
  • ハンドシグナル(水中でのコミュニケーションの取り方)
  • 水中での呼吸方法・耳抜きのやり方
  • フィンキックのやり方
  • マスククリア:ダイビング中にマスクに水が入った際の対処法
  • レギュレーターリカバリー:レギュレーターが口から外れてしまった時に再度付け直す方法
  • 中性浮力の取り方(浮力調整のやり方・バランスの取り方)

このような内容の講習をプールで実践して習得します。

ダイビング専用の深いプールでの実習で行う場合が多いです。

【Step3】海洋講習

海に潜って、学科やプール講習で学んだことをおさらいします。

最大水深18mまでの範囲で講習します。

  • 潮の流れ
  • 水圧の変化
  • 視界の変化
  • 中性浮力の取り方
  • エントリー・エキジットのやり方
  • 器材の片付け・洗い方
  • ログブックの書き方

流れのないプール講習に比べ、環境の影響を受ける海での実施は難しく感じるでしょう。

ですが、生き物を実際に見られたり、海ならではの魅力をここで初めて感じることができます。

基本的には海洋講習は1日に2ダイブ2日間にわたって行います。

講習内では自由に動くことはできませんが、海の魅力を感じた後はファンダイビングが楽しみで仕方がなくなるでしょう。

【Step4】認定手続き

学科試験に合格し、無事にプール講習・海洋講習を終えたらいよいよライセンス獲得です。

初めて取得できるライセンスは「オープンウォーターダイバー」のライセンス。

「Cカード」を発行するための書類を作成し、カードに載せるための顔写真の撮影などが必要です。

最近ではスマートフォンで表示できるようデジタル化されたものを発行することもできます。

基本的には4日でライセンス取得のコースが多いですが、学科講習を自宅で予習し最短2日でライセンス取得できるプランなどもあります。

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Cカードをどこで取れば良いのか、迷ったら次の記事を読んでみてください!

ライセンスを取得したらファンダイビングデビュー

ライセンスを取得したらファンダイビングデビュー

ライセンスが取得できたら、いよいよ海でのダイビングを楽しむことができます。

ライセンス取得者が行うことのできるダイビングをファンダイビングと言いますが、「楽しむ」という意味合いからその名が付けられています。

ファンダイビングでできること

ライセンスを取得してファンダイビングができるようになると、行動範囲も広がり見れる景色も広がってきます。

  • 保有するライセンスの最大水深まで潜ることができる。
  • ダイビングサービスの開催するツアーに参加できる
  • ライセンス保有者2人以上でガイドなしで潜ることは可能(現地のガイドに先導してもらいダイビングを行うのが一般的)
  • 好きなポイントを選んで潜ることができる

今までは講習に適した限られた場所でのダイビングでしたが、ファンダイビングでは選べる場所が多くなります。

ファンダイビングに行くには

ファンダイビングの申し込み方法は、「ショップツアーに申し込む」方法と「現地のダイビングサービスに申し込む」方法があります。

現地のダイビングサービス:ダイビングスポットの近くにあるお店のこと。(ファンダイビングのガイド・器材のレンタルなどを行なっている)

ダイビング初心者の方は、まずは「ショップツアーに申し込む」のが良いでしょう。

例えば東京のダイビングサービスが開催しているツアーは、

  • 宿泊費
  • 移動費
  • 潜るポイント
  • ダイビングの本数
  • ダイビングのタイプ(ビーチorボート)

これらがプランで決められていることが多いです。

ショップツアーで参加すると、価格としては割高に感じることが多いでしょう。

ですが、ライセンスを取得したとはいえまだダイビングに慣れていないうちは、いきなり自分でプランを立てて行動するのは難しいです。

ツアーは季節ごとのおすすめの場所でプランが組まれていたり、海を熟知しているインストラクターにガイドしてもらいながら安心して潜ることができます

何回か潜ることでダイビングのスキルも上がってくるので、自信を持って潜れるまでに達したら個人でプランを考えてみるのも良いでしょう。

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『スキューバダイビングの始め方』についてよくある質問

『スキューバダイビングの始め方』についてよくある質問

ここでは『スキューバダイビングの始め方』について、皆さんが疑問に思うことにQ&A方式でお答えしていきますね。

Q1:スキューバダイビングの資格は何歳から取得できる?

A1:ダイビングライセンスは10歳から取得できます。

ライセンス取得団体「PADI」では、10歳から取れる制限付きのライセンスが用意されています。

  • 10〜11歳「ジュニアダイバー」(最大水深12m)
  • 12歳〜14歳「ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー」(最大水深18m)

「ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー」のライセンス取得後は、15歳になったら申請すれば一般のライセンスに切り替わります。

ジュニアダイバーについて、詳しくはこちらをご確認ください。

Q2:通常4日でライセンスが取得できると言うけど、4日連続で行かないとダメ?

A2:近い日程で申し込みが可能であれば、4日連続である必要はありません。

多くの人は仕事が休みの日に取得しに行くでしょう。仕事上4連休を取るのはなかなか難しい方も多いと思います。

できれば講習の間隔は開けない方が知識・技術の習得はしやすいので、連続した日程でなくても近い日程である必要があります。

例えば土日休みの方の場合、「学科講習・プール講習は今週の土日、海洋講習1日目は翌週、海洋講習2日目はさらに翌週」といったスケジュールを組んだりしています。

スケジュールの組み方は、申し込もうと考えているお店に直接確認してみましょう。

Q3:スキューバダイビングにかかるお金はどれくらい?

A3:体験ダイビングだけなら1〜2万円、ライセンス取得は4〜7万円です。ただし、

スキューバダイビングを継続したいと考えている方は、これに加えてツアー代器材代維持費などの金額がかかってきます。

器材の購入・リゾートツアーなどを申し込むと、あっという間に数十万円はかかってしまうでしょう。

金額の目安は、上記で説明していますので、チェックしてみてください。

Q4:スキューバダイビングに使う器材は買わないといけないの?

A4:器材を持っていなくても、全てレンタルして行うことができます。

レンタルの価格相場は上記を振り返ってみてください。

器材は買わなくてもダイビングはできますが、ダイビングを継続するのであれば購入した方が結果的にはお得になります。

また器材を毎回レンタルするよりも、自分自身の器材を持っていると愛着が湧いて嬉しいものです。

買わなければいけないものではないですが、ダイビングを継続されている方は自分の器材を持っている方が多いです。

自分自身のお財布とよく相談してみましょう。

Q5:泳ぎが苦手でもスキューバダイビングってできる?

A5:クロールや平泳ぎなどの水泳のスキルがなくても、スキューバダイビングはできます

実際に、水泳での泳ぎ方とダイビングでの泳ぎ方は異なります。

スキューバダイビングは足にフィンをつけて泳ぐのが基本です。

フィンを動かすだけで簡単に泳げます。

ただし、「泳ぎが苦手」「水が怖い」などという苦手意識があると、水中での何らかのトラブルがあった場合に冷静な判断ができない場合があります。

このように苦手意識のある方は、ライセンス取得の講習を受けてゆっくりしっかりとスキルを身につけた方が良いでしょう。

『スキューバダイビングの始め方』についてのまとめ

『スキューバダイビングの始め方』についてのまとめ

「健康状態」「お財布」が問題なければ、スキューバダイビングの始め方としては難しいことはありません。

ライセンスも通常4日で取得することができるので、取得までは意外とスムーズにです。

ライセンスを取得してから慣れるまでに、複数回潜らないとスキルとしては上達していかないのと、スキューバダイビングを経験するともっと海を楽しみたくなるので、ダイビングはハマったら沼だと思った方が良いでしょう。

スキューバダイビングは楽しいのでおすすめしたい気持ちは山々です。ですが、お金がかかること、ハマったらなかなか抜けられない世界だと言うことを理解し、慎重に始めるかどうかを考えてくださいね!

海が好きな人は絶対にスキューバダイビングを楽しめること間違いなし!と言うことは断言します。

始めてみたいなと思った方は、是非この記事で紹介したスキューバダイビングの始め方を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

20歳でBSACのスポーツダイバーを取得。スキューバダイビング歴8年。
潜った本数は50本以上。元看護師。1児のママ・現在第2子妊娠中。
夫はPADIのIDCスタッフインストラクターライセンス保有しダイバー歴30年のベテランダイバー               

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